どのタイミングで計測しますか?

計量内容物の性質により充填方法が異なることは冷蔵庫は充填技術の宝庫!?でお伝えしましたが、内容量の計測については重さを計量しながら充填する重量式、決まった容量を事前計量し充填する容量式、液体の質量流量を測定しながら充填する質量流量式などがあります。このページでは内容量の計測方法についてご紹介します。

 


●重量式:重さを計量しながら充填

主に液体に使われる充填機ですが分解洗浄ができるため複数の液種に対応できます。また同じ内容物をサイズや形状が違う容器に充填するのに向いています。

 

●容量式:決まった容量を事前計量し容器に充填

洗浄が難しいという難点があり液種は1種に限られますが、大量生産に向いています。液体でも粘体でも粉体でも充填可能です。

 

●質量流量式:液体の質量流量を測定しながら充填

接液部が複雑な構成となり液種は1種に限られますが、風袋引きをせずに充填できるメリットがあります。

 

●グラビティー式:液面を一定に充填

固形物を、小さな箱に詰めて一定の量を量る方式です。

 

●ボリューム式(升切):固形物を升に一定量落込み充填

ゴマや乾燥わかめなどの固形物を枡などの小さな箱に詰めて一定量を計ります。

 

内容量の計測するタイミングについてお分かりいただけましたか? 計測方法以外には、ハムなどの酸化しやすい食品は酸素にふれないように真空状態にする充填方法や、皮をむいたリンゴが変色しないように酸素を抜いて窒素ガスを入れる方式などもあります。多品種な充填を可能にする総合メーカー三美テックスではお客様の生産スタイルや生産量、現場環境などにより、内容量の計測方法について最適なものをご提案させていただきます。

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三美テックスでは充填機と周辺機器を総合的に構築し、お客様のあらゆるニーズにお応えします。三美テックスでは充填機と周辺機器を総合的に構築し、お客様のあらゆるニーズにお応えします。

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